こんにちは!
福祉担当の原田です。
11月19日から5日間、同行援護従事者養成研修(基礎編)を受けに岡山市へ行って来ました!
同行援護従事者研修の内容は、視覚障がいの方々がそれぞれ自立した生活を送れるように目的地までの歩行などを手助けする為の技術の勉強です。
視覚障がいの方と1組になって視覚情報を口頭で伝えつつ、手や腕から進む方向などを確認しながら行動するというものです。
田中コンタクトレンズセンターでもルーペや拡大読書機など扱っていますので、視覚障がいの方に関わらせて頂く時の心構えや対応など学んで来ようと思って行かせてもらい、講師の先生方からしっかりと学んで来ました。
1日目は目の仕組みや、福祉系の法律の他、視力が低下した時や視野が狭くなられた方がどの様に見えているかなどの座学の授業を受け、2日目以降は実際にアイマスクをして外で歩いての演習でした。
わかっているつもりになってしまっていましたが、暗闇の中で慣れない道を歩くのは想像以上に難しかったです。
視覚情報を教えてもらいながら、手を引いてもらっていても姿勢を正して歩けるまでには少し時間がかかりました。
それでも状況を話してもらったり、ペアでの歩行に慣れてくると最初よりも安心して、ガイドの方を信じて進めるようになれたのには自分でも驚きました。
「半歩後ろにいる分の時間差を考えて指示を出して行動をお願いする」「誘導してくれるガイドの方を信じて指示通り動く」という「シナリオ」が決まっていて、それを両者が守っているからですね。
本当にこの方法が広まれば、より快適に行動できる方が増えるのではないかと感じました。
私自身、お話させていただく際にはもっと細かく説明を加えたり、今回勉強した方法で店内をご案内したりなど活かそうと思います。
今月には同行援護従事者養成研修(応用編)が3日間予定されていますので、また勉強に行ってきます!